「転職エージェントに登録したら面談の案内が来たけど、オンラインと対面どっちにすればいいんだろう……」

初めて転職エージェントを使う人の多くが、この小さな選択で手が止まります。「対面の方が熱意が伝わる?」「オンラインだとサポートが手薄になる?」「地方に住んでいて、そもそも対面のオフィスに行けるのか」——不安の種は尽きません。

結論から言うと、どちらが絶対に正解という答えはありません。ただし、あなたの状況によって「明らかにこっちの方が合理的」という選択肢は存在します。

この記事では、最新の転職市場データと主要エージェント5社の面談対応状況をもとに、「在職中・地方在住・育児中」など読者属性別の最適解を具体的に解説します。

さくら
さくら
私、今度リクルートエージェントに登録しようと思ってるんですけど、面談って絶対対面じゃないとダメですか?在職中で有給が取りにくくて……
itti
itti
全然ダメじゃないですよ。むしろ今は求職者の9割以上がオンライン面談を選択 しています。在職中ならオンラインの方が合理的なケースが多いので、安心して選んでください。

オンライン面談と対面面談、基本的な違いとは?

エージェントとの面談(キャリアカウンセリング)は、企業の採用面接とは根本的に異なります。あくまで「あなたの転職活動をサポートするための情報共有の場」であり、採用の合否に関係する選考ではありません。

この前提を押さえておくと、「オンラインで印象が悪くなる」という不安がいかに不要かがわかります。

所要時間・場所・準備の違い

項目 オンライン面談 対面面談
所要時間(面談自体) 60〜90分 60〜90分
移動時間 ゼロ 往復30分〜2時間
場所 自宅・カフェ等(静かな場所) エージェントのオフィス
服装 上半身スマートカジュアル以上 スーツまたはオフィスカジュアル
準備物 PC・イヤホン・履歴書データ 履歴書・職務経歴書の印刷物
日程調整のしやすさ ◎(夜間・土日対応も可) △(営業時間内が基本)

面談の内容そのものは対面でもオンラインでも変わりません。違いは「どこで・何を使って話すか」だけです。

エージェント面談は採用面接ではない

転職エージェントとの面談(キャリアカウンセリング)は、あなたのスキル・希望条件・転職理由を共有して、合う求人を紹介してもらうための「相談の場」です。企業の採用担当が評価する面接とは別物なので、「対面の方が採用されやすい」という心配は不要です。

主要エージェント5社のオンライン面談対応状況

他の記事ではほとんど比較されていない、主要エージェント5社の面談仕様を一覧にまとめました。

エージェント 面談方法 使用ツール 土日・夜間対応 地方対応
リクルートエージェント 対面/電話/Web Zoom等 要確認 ◎ オンライン推奨
doda 電話/Web中心 Zoom / Teams 要確認
マイナビエージェント オンライン対応 非公開 柔軟対応
JACリクルートメント 対面/電話/Web 非公開 △(原則10〜18時) △ 対面推奨ケースあり
ハタラクティブ オンライン対応 非公開 ◎ 土日祝・20時以降可

(出典:各社公式サイト・ガイド記事より編集部調べ、2026年5月時点)

さくら
さくら
ハタラクティブって土日や20時以降も対応してるんですね!それは在職中の人にはかなり嬉しい。
itti
itti
そうなんです。第二新卒・20代向けのエージェントは特にオンライン対応が手厚い傾向があります。JACさんは逆にハイクラス案件が多いので、コンサルタントも対面での情報収集を重視するケースがありますね。

ポイント:面談方法の選択肢はエージェントによって異なる。登録前に土日・夜間対応の有無を確認しておくと安心。


オンライン面談のメリット・デメリット

メリット:移動ゼロ・日程調整しやすい・地方でも利用可

オンライン面談の主なメリット

  • 移動時間がゼロ:自宅や勤務先近くのカフェから参加できる
  • 日程調整がしやすい:夜間・土日対応のエージェントなら有給不要
  • 地方在住でもフル活用できる:東京のエージェントと遠隔でキャリア相談が可能
  • 心理的ハードルが低い:初めてで緊張している人ほど自宅の方がリラックスできる
  • 画面共有で求人を一緒に確認:リクルートエージェントはオンラインでも画面共有で求人紹介が可能

マイナビ転職動向調査2025年版(2025年3月発表) によると、WEB面接の割合はすでに52.7%に達しており、転職活動全体でオンライン手法が「標準」として定着しています(出典:マイナビキャリアリサーチLab)。

エージェント面談に限れば比率はさらに高く、ある調査では求職者の9割以上がオンライン面談を選択しているというデータも報告されています(出典:D&Mキャリア)。

実際によく聞くケースとして、「有給を1日使って対面で行こうと思っていたが、夜21時からオンラインで面談できると知って即日予約。翌朝には求人リストが届いていた」というものがあります——これが今の転職エージェントの使い方の典型です。

デメリット:通信トラブル・雰囲気が伝わりにくい

オンライン面談の注意点

  • 通信が不安定だと面談が途切れる:Wi-Fi環境が悪い場合は有線LAN推奨
  • 非言語情報が伝わりにくい:身振り・表情が小さくなりがち(カメラ位置と照明が重要)
  • カメラに不慣れな場合の緊張感:オンライン面談に不慣れな人は事前テストが必須
  • 背景・音の管理が必要:生活音・雑然とした背景は印象を下げる可能性がある
さくら
さくら
通信トラブルが一番怖いですね。途中で切れたりしたら最悪じゃないですか……
itti
itti
その心配はわかります。ただ切れたとしてもアドバイザーは慣れているので、再接続して再開というのはよくあることです。大事なのは事前にZoomなどの動作確認を30分前にしておくこと。それだけで不安のほとんどは消えますよ。

ポイント:オンライン面談のデメリットは「事前準備」でほぼカバーできる。通信テストと背景整備が鍵。


対面面談のメリット・デメリット

メリット:信頼関係が築きやすい・非言語情報が伝わる

対面面談の最大の強みは「情報の密度」です。オンラインでは画面越しにしか伝わらない細かいニュアンス——声のトーン、表情の変化、姿勢——がそのまま伝わります。

実際に両方を使ったユーザーの声として「来社が面倒だと思っていたが、やってみると対面のほうが密度の高い情報共有ができた」というケースもあります。

対面面談が向いているケース

  • 転職理由が複雑で、言葉だけでは伝えにくい(感情的な背景がある)
  • ハイクラス・管理職転職でコンサルタントとの深い信頼関係が必要
  • 初めての転職で、直接対話することで安心感を得たい
  • 近くに拠点があり、移動が苦にならない
さくら
さくら
確かに、「前の会社の人間関係で悩んで辞めたい」みたいな複雑な話って、対面のほうが話しやすそう。
itti
itti
まさにそうですね。転職理由が感情的に複雑なケースほど、対面だとアドバイザーが表情も見ながら深く掘り下げてくれます。そこから「じゃあこういう環境の求人が合いそうですね」という流れが生まれやすいです。

デメリット:時間・場所の制約・有給消化が必要なケースも

対面面談の注意点

  • 移動時間がかかる:往復30分〜2時間が転職活動の「見えないコスト」になる
  • 営業時間内が基本:平日10〜18時が多く、在職中は有給を使う必要がある
  • 拠点が近くないと非現実的:地方在住者は物理的に選択肢に入らないケースがある
  • 予約が取りにくい時期がある:人気のエージェントは対面枠が先埋まりしやすい

2024年の正社員転職率は7.2%(前年比0.3ポイント減) で、コロナ前の2019年よりも高い水準を維持しています(出典:ロケットスタートホールディングス)。転職活動の裾野が広がる中で、在職中の時間的負担は軽視できません。

ポイント:対面は「情報の密度」で優れるが、時間コストの高さとのトレードオフ。移動にかかる時間を転職準備に使えるオンラインの価値も大きい。


シチュエーション別おすすめ選択ガイド

どちらが合うかは「あなたの状況」によって決まります。以下のガイドを参考にしてください。

初回面談はオンライン・対面どちらが良いか

初回面談に関する重要な事実

「初回面談こそ対面の方が採用に有利」という通説は誤りです。エージェント面談は採用選考ではなくキャリア相談の場。求職者の9割以上がオンラインを選んでいる今、対面でないと損するという根拠はありません。アドバイザーも慣れているので安心してください。

初回面談のおすすめはまずオンラインです。理由は3つあります。

  1. 「このエージェントが自分に合うか」を見極める場でもある——合わなければ変えれば良い
  2. 初回は情報共有(スキル・希望条件の確認)が中心で、深い対話よりも情報の正確さが重要
  3. オンラインの方が複数エージェントを比較しやすい(移動コストがゼロ)

在職中 vs 離職中で変わる最適解

状況 おすすめ 理由
在職中・有給が取りにくい オンライン一択 夜間・土日でも対応できる
在職中・有給が取れる オンライン優先(対面も可) 移動時間を準備に充てられる
離職中・時間がある どちらでも可 不安が大きければ対面で安心感を得る
離職中・早期決定が必要 オンライン優先 日程が入れやすく転職活動を加速できる
さくら
さくら
私は在職中なので、オンライン一択って感じですね。でも離職中の場合は対面もアリなんですか?
itti
itti
離職中で時間に余裕がある方は、一度対面で行ってみるのもいい経験ですよ。リクルートエージェントやJACリクルートメントのオフィスに行くと、求人資料を目の前に広げながら話せるので具体的なイメージが湧きやすいです。ただ、急いでいるなら日程調整が速いオンラインの方がペースを落とさずに済みます。

地方在住・育児中など制約がある場合

制約がある人こそオンライン面談を活用しよう

地方在住: 東京・大阪などの大手エージェント拠点まで数時間かかる場合、オンラインが唯一の現実的な選択肢。リクルートエージェントは地方在住者向けにオンライン・電話を積極推奨しています。

育児中: 子どものお昼寝中や登園後の時間帯に自宅からオンライン面談が可能。外出が難しい時期でも転職活動を止めなくてすみます。

ハイクラス・管理職転職: JACリクルートメントなど専門性の高いエージェントでは、対面でのすり合わせを重視するケースがあります。案件の特性に応じて使い分けを。

ポイント:制約がある人(在職中・地方・育児中)ほどオンライン面談が明確な正解。制約が少ない人はどちらでも好みで選んでOK。


オンライン面談で好印象を与えるコツ

「オンラインで印象が悪くなる」という不安を持つ人は多いですが、準備さえすれば対面と変わらない印象を与えられます。エージェントのアドバイザーはオンライン面談のプロで、毎日多数の求職者と話しています。彼らが重視するのは話の内容です。

ただし、見た目の印象が悪いと「転職意欲が低い人」と見られるリスクがあります。以下を整えておけば安心です。

背景・照明・服装の整え方

オンライン面談の見た目チェックリスト

背景

  • シンプルな白または落ち着いた色の壁がベスト
  • 生活感が出るもの(洗濯物・雑然とした棚)は画角外に出すか、バーチャル背景を使う
  • dodaはZoom/Teamsのバーチャル背景機能に対応しているので積極活用を

照明

  • 顔が暗く映るのが一番の印象ダウン要因
  • 窓を正面に配置するか、リングライトで顔を明るく照らす
  • 逆光(背後に窓がある状態)は絶対NG

服装

  • 上半身はビジネスカジュアル以上を着用(スーツでなくてもOK)
  • 「自由な服装で」と言われてもパーカーは避ける(襟付きシャツ+チノパンが無難)
  • 下半身は映らなくても、万が一のために整えておく

カメラ・音

  • カメラ位置は目線の高さに合わせる(見下ろすアングルはNG)
  • イヤホンマイクで音質を上げると会話がスムーズ
さくら
さくら
えっ、「自由でいいですよ」って言われてもパーカーはNGなんですか?
itti
itti
エージェントの面談自体は採用選考じゃないので、パーカーでも正式に「落ちる」ことはないです。ただアドバイザーも「この人の転職への本気度はどのくらいか」という目で見ています。第一印象で本気度を示せるかどうかは、後で紹介してもらえる求人の質にも影響することがあります。

事前に準備すべき質問・資料

オンライン面談の事前準備リスト

手元に用意するもの

  • 履歴書・職務経歴書(データ or 印刷物)
  • 希望条件のメモ(年収・職種・勤務地・働き方)
  • 転職理由をまとめたメモ(スムーズに話せるよう)

エージェントへの質問例

  • 「私のような経歴でよく紹介している業界・職種はありますか?」
  • 「今の転職市場で、私の希望条件に合う求人はどのくらいありますか?」
  • 「面談後のサポートの流れを教えてください」

技術的な準備

  • Zoom / Teams / Google Meetの動作確認(面談30分前)
  • スマートフォンをサブ機として手元に置く(PCが不具合の場合のバックアップ)
  • 静かな場所の確保(カフェは騒音リスクあり)

(JACリクルートメントは電話面談時、画面共有不可のため履歴書を手元に準備必須)

さくら
さくら
希望条件のメモって、ざっくりしていても大丈夫ですか?「年収上げたい」くらいしかまだ決まってないんですけど……
itti
itti
ざっくりで全然OKです。むしろ「年収を上げたい。でも〇〇は嫌だ」という「嫌なことリスト」を持ってくる方が絞り込みしやすいので、アドバイザーも助かります。決め打ちじゃなくていいんですよ。

ポイント:オンライン面談の成否は「準備」で9割決まる。背景・照明・技術テストの三点セットで対面と同等以上の印象を作れる。


まとめ:結局どっちを選べばいい?

状況別の判断基準を一覧にまとめます。

あなたの状況 おすすめ 一言アドバイス
在職中・有給が取りにくい オンライン一択 夜間・土日のエージェントを選ぶと効率的
地方在住 オンライン一択 リクルートエージェントがオンライン推奨
育児中・外出困難 オンライン一択 ハタラクティブは20時以降も対応可
初回面談・緊張している オンライン推奨 自宅の方がリラックスして話せる
離職中・時間がある どちらでも可 不安があれば対面で安心感を得る
ハイクラス・管理職転職 対面推奨 JACは対面でのすり合わせを重視するケースあり
複雑な転職理由がある 対面推奨 非言語情報で伝えやすい

この記事のまとめ

  • 転職エージェントの面談はオンラインが今や標準(求職者の9割以上が選択)
  • 採用選考ではなくキャリア相談の場なので、「対面の方が印象が良い」は誤解
  • 在職中・地方・育児中の人はオンライン一択がコスパ最良
  • オンライン面談の「印象」は背景・照明・服装・事前テストで対面と同等以上にできる
  • ハイクラス転職・複雑な転職理由がある場合は対面が情報の密度で勝る
  • 迷ったらまずオンラインで気軽に始め、必要なら対面に切り替えればOK
さくら
さくら
整理してもらったら、私はオンライン一択ですね!在職中だし有給が取りにくいし。早速登録してみます!
itti
itti
ぜひ。最初の一歩を踏み出すのが一番大事です。大手1〜2社に登録して比較するのも手ですよ。求人の幅が広がります。

どのエージェントに登録するか迷っている方は、転職エージェントおすすめランキング10選も参考にしてみてください。


まずはオンライン面談で気軽に始めよう

「対面じゃなくて大丈夫かな」と迷っている時間が一番もったいないです。登録から面談まで最短翌日、すべて無料 で始められます。

オンライン面談エージェントを選ぶポイント

メリット

  • 夜間・土日対応で在職中でも有給なしで使える
  • 移動コストゼロで複数エージェントをまとめて比較できる
  • 地方在住・育児中など制約がある人でも転職活動を止めない

注意点

  • 使用ツール(Zoom等)の事前動作確認が必要

おすすめな方

  • 在職中・地方在住・育児中で時間・場所に制約がある方

以下のエージェントはオンライン面談に対応しており、在職中の方でも使いやすい環境が整っています。

編集部イチオシ

リクルートエージェント

★★★★☆ 4.8
求人数No.1

求人件数:約60万件

  • 非公開求人が全体の約80%
  • 対面/電話/Webの3択で柔軟
  • 地方在住者向けにオンラインを積極推奨
  • 全国47都道府県・海外対応

転職初心者から経験者まで幅広くおすすめ。オンライン面談でも画面共有で求人紹介が可能。

無料で登録する →
サポート手厚い

パソナキャリア

★★★★☆ 4.6
大手・丁寧なサポート

求人件数:約3万件

  • 土日もオンライン面談対応
  • 手厚い個別サポートが特徴
  • 大手・優良企業との強いパイプ
  • キャリアアドバイザーの質が高い

丁寧なサポートを求める人に向いている。土日対応でスケジュールを立てやすい。

無料で登録する →
ハイクラス特化

JACリクルートメント

★★★★☆ 4.5
ミドル・ハイクラス

求人件数:約2万件

  • Web/電話/対面の3択
  • 管理職・専門職に強い
  • コンサルタントの専門性が高い
  • 面接対策はWeb面談形式推奨

年収500万円以上のミドル〜ハイクラス転職を狙うなら選択肢に入れたい。

無料で登録する →
20代・第二新卒

ハタラクティブ

★★★★☆ 4.4
土日祝・夜間対応◎

求人件数:約4,000件

  • 土曜・日曜・祝日対応
  • 20時以降も面談可能
  • 第二新卒・未経験転職に強い
  • 一人ひとりに合わせた丁寧なサポート

在職中で平日の時間が取れない20代に最適。夜間・休日の柔軟な対応が強み。

無料で登録する →

よくある質問(FAQ)

よくある質問まとめ

Q. オンライン面談と対面面談、どちらが採用されやすいですか? A. エージェントとの面談は採用選考ではないため、どちらを選んでも採用率に影響しません。面談後に紹介される求人の質は、あなたのスキルや希望条件の伝え方で決まります。

Q. オンライン面談はスマートフォンでもできますか? A. dodaはスマートフォン・タブレットに対応しています。ただし画面が小さく疲れやすいため、可能であればPCの使用を推奨します。

Q. オンライン面談の服装はどうすればいいですか? A. 上半身はビジネスカジュアル以上(襟付きシャツ程度)が基本です。「服装自由」と言われた場合でも、パーカーなどのカジュアルすぎる服装は避けた方が無難です。

Q. 通信が途切れた場合はどうすればいいですか? A. 再接続してそのまま再開できます。事前に接続テストをしておくことと、スマートフォンをバックアップとして手元に置いておくことで不安を減らせます。

Q. 地方在住でも大手エージェントは使えますか? A. オンライン面談に対応していれば問題なく利用できます。リクルートエージェントは地方在住者向けにオンライン・電話を積極推奨しており、東京の拠点と変わらないサービスを受けられます。