「また書類選考で落ちた……転職回数が多いのはやっぱり不利なのか」
履歴書を送るたびに湧き上がる、この重い気持ち。3回、4回、5回と転職を重ねてきた人なら一度は感じたことがあるはずです。
でも、少し待ってください。
リクルートエージェントの調査によると、転職4回以上の経験者を「気にする」と答えた採用担当者は**35%でした。一方で「実際に採用したことがある」と答えた企業は63%**にのぼります。「気にする」と言いながらも、6割以上が実際に採用している——この数字は何を意味しているでしょうか。
転職回数は「諦める理由」ではありません。正しいエージェントを選び、職歴の伝え方を工夫するだけで、書類選考の壁は確実に下がります。
この記事では、転職回数が多い人が抱える悩みを具体的なデータで整理したうえで、職歴ハンデをカバーしてくれるエージェント5社と、面接・書類で不利にならない伝え方のコツをお伝えします。
転職回数が多いと本当に不利なのか?
採用担当者の本音と実態
「転職回数が多いと不利」という情報は間違いではありません。ただし、それだけが真実でもありません。
マイナビが2024年12月に実施した「中途採用状況調査2025年版」によると、選考時に転職回数を**懸念している採用担当者は77.6%**に達しています。多くの採用担当者が転職回数に目を向けているのは事実です。
しかし同調査では別の数字も出ています。「当初の採用水準に満たなくても最終的に採用したことがある」企業は43.7%。その主な理由は「人柄が良かった」など、数字には表れないソフト面の評価でした。
つまり採用担当者は「転職回数が多いこと自体」を問題にしているのではなく、「なぜ転職を繰り返してきたのか」という背景にある意欲・誠実さ・安定性を見たいのです。
採用担当者が本当に見ているもの
マイナビ調査で採用担当者が選考で重視する項目(2024年実績):
- コミュニケーション能力(34.1%)
- 協調性・チームワーク(22.0%)
- 社風とのマッチ度(18.7%)
転職回数そのものより「人となり」が重視されています。書類でふるい落とされる前に、この3点を正面から伝える準備をすることが合格への近道です。
出典:マイナビ「中途採用状況調査2025年版」
また、総務省「労働力調査」によると、2024年の転職者数は331万人(前年比+3万人・3年連続増加)。転職そのものが社会に浸透し、かつてほどの「転職者=根性なし」という偏見は薄れつつあります。
さらに20代の応募者に限ったデータも注目に値します。マイナビの同調査では、転職回数「3回以上」の20代応募者に採用を躊躇する割合は66.4%。一方で「1〜2回」でも3割以上の担当者が躊躇すると回答しています。これは「1回の転職でもすでに見られている」という事実を示しており、むしろ転職回数が多い人は「ちゃんとした理由がある人」として説明を尽くす機会を持てる方が有利ともいえます。
ポイント:「転職回数=採用NG」ではなく、背景・理由・人柄を伝えることで逆転できる。
何回から「多い」と見られるか(業界別の目安)
転職回数の「多い・少ない」は年代によって基準が大きく異なります。以下が業界共通認識として広く参照される目安です。
| 年代 | 「多い」とされる回数 |
|---|---|
| 20代 | 3回以上 |
| 30代 | 5回以上 |
| 40代 | 7回以上 |
20代は経験年数が短いため、3回以上の転職は在籍期間が1年未満の可能性が高いとみなされやすいです。一方、40代は20年以上のキャリアがあるため、7回でも「2〜3年ごとにステップアップしてきた」と解釈される余地があります。
さらに業界によっても温度感は異なります。
転職回数を気にしない業界・職種の傾向
比較的気にしない傾向がある分野:
- ITエンジニア・Web系(技術スキルで判断されやすい)
- ベンチャー・スタートアップ(変化への適応力を評価する文化)
- 外資系企業(成果主義・転職が文化的に普通)
- 専門職(医療・介護・会計士等、資格が評価基準の主体)
比較的気にする傾向がある分野:
- 大手メーカー・金融・保険(長期在籍を前提とした育成モデル)
- 公務員・準公的機関
- 大手総合商社
自分の転職回数と年代を照らし合わせ、「今の状況はどこに位置するか」を客観視することが、エージェント選びの第一歩です。
ポイント:「何回が多いか」は年代・業界で変わる。自分の状況を正確に把握してから動くことが重要。
転職回数が多い人に強いエージェント5選
転職回数が多い人がエージェントを選ぶ際、特に重要なのが「担当者が職歴のカバーストーリーを一緒に作ってくれるか」という視点です。単に求人を紹介するだけでなく、書類選考・面接対策まで踏み込んでサポートしてくれるかが、書類通過率に直結します。
以下の4社+注目の1社は特にこの点で評価が高く、転職回数が多い読者からの口コミでも「担当者が親身に向き合ってくれた」という声が目立ちます。
リクルートエージェント
求人件数:約74万件(非公開含む約99万件)
- 初回面談で職歴整理・ストーリー作りをサポート
- 非公開求人は約25万件と業界最多水準
- 書類添削・面接対策の充実度が高く評価される
転職回数に不安がある人こそ、まず登録しておきたい定番エージェント。
無料で登録する →doda
求人件数:非公開求人を含む豊富な件数
- キャリアアドバイザーのヒアリングが丁寧と評判
- 応募書類の改善提案が具体的
- エージェント利用者の66%が転職0〜1回目→初心者・不安な人に強い
複雑な職歴でも丁寧に整理してくれる。初めてエージェントを使う人に特におすすめ。
無料で登録する →マイナビAGENT
求人件数:中規模(20〜30代向け案件が充実)
- 登録者の75%以上が34歳以下→若手転職支援に特化
- 担当者が親身に職歴の見せ方を一緒に考えてくれると評判
- 第二・第三新卒層の書類通過実績が豊富
20〜30代で転職回数が多い人に特に適している。担当者の質と親身さが強み。
無料で登録する →パソナキャリア
求人件数:ハイクラス案件が充実
- 担当者が企業の採用担当と深い関係を持ち内情に精通
- 条件交渉まで細かくサポート
- 年収800万円以上の求人が全体の約半数
転職回数が多くても年収アップを諦めたくない人向け。交渉力に定評あり。
無料で登録する →注目の1社:type転職エージェント(書類通過率74.3%)
type転職エージェントは「書類選考通過率74.3%」という特筆すべきデータを持つエージェントです。業界平均(30〜40%)の約2倍に相当します。内定獲得率も72.7%と高水準で、サービス開始25年以上・累計34万人超の転職支援実績があります。
企業ごとの課題シート作成や5〜8回の模擬面接など、転職回数のハンデを「書類・面接の完成度」でカバーするアプローチが特徴です。ただし首都圏・IT・エンジニア系に特化しているため、地方や文系職の方は上記4社を優先してください。
① リクルートエージェント|選択肢の広さで職歴ハンデを補う
リクルートエージェントの最大の強みは「求人の絶対数」です。公開求人約74万件に加え、非公開求人約25万件——合計約99万件の中から、転職回数を「気にしない」または「理由次第でOK」とする企業を探し出せます。
転職回数が多い人が書類選考を突破しにくい最大の原因は「選べる求人の母数が少ないこと」です。書類通過率30%なら10社応募して3社通過するところ、99万件の選択肢があれば自分に合う10社を見つけやすくなる。「選択肢の広さ」こそが最大のリスクヘッジです。
また初回面談でのキャリア整理サポートは特に評価が高く、「複数回の転職をどうストーリーとしてつなぐか」を担当者と一緒に考える時間が設けられています。担当者の質にムラがあるという口コミもあるため、合わないと感じたら変更を申し出ることも選択肢の一つです。
こんな人におすすめ: 幅広く求人を探したい / 転職活動を始めたばかり / 職歴のストーリー化から一緒に取り組みたい
② doda|丁寧なヒアリングで複雑な職歴を整理
dodaはエージェント利用者の66.0%が転職0〜1回目というデータが示すとおり、「転職に不慣れな人・不安な人」のサポートを得意としています。
転職回数が多い人の多くが感じる「エージェントに正直に話して大丈夫か?」という躊躇——dodaの担当者はこういった不安を前提に初回面談を組んでいるため、職歴に複雑な事情があっても話しやすい雰囲気があると口コミで評判です。
応募書類の改善提案が具体的なことも特徴で、「転職理由の書き方」「在籍期間の短い職歴の扱い方」などを一緒に考えてくれます。キャリアアドバイザーとエージェント機能が一体となっているため、一人の担当者に最初から最後まで相談できる安心感があります。
こんな人におすすめ: 初めてエージェントを使う / 担当者に正直に相談したい / 書類の書き方から丁寧に教わりたい
③ マイナビAGENT|20〜30代の転職回数多め層に強い
マイナビAGENTは登録者の75%以上が34歳以下という若手特化型エージェントです。20〜30代は転職回数が多くても年齢的なポテンシャルが評価されやすく、その強みを最大限に引き出すのがマイナビAGENTの得意分野です。
担当者が「職歴の見せ方を一緒に考えてくれる」という口コミが多く、特に第二・第三新卒的な立ち位置で複数回の転職をしてきた人からの評価が高いです。「転職理由がうまく言語化できていない」段階からサポートしてもらえるため、自己分析が苦手な人にも向いています。
こんな人におすすめ: 20〜30代で転職回数が多い / 第二・第三新卒的な経緯がある / 親身に相談に乗ってくれる担当者を求めている
④ type転職エージェント|書類通過率74.3%が証明する突破力
転職回数が多い人の最大の難関は「書類選考」です。その壁を突破するための数字が、type転職エージェントには揃っています。
書類選考通過率**74.3%は業界平均(30〜40%)の約2倍、内定獲得率72.7%**も業界トップ水準。サービス開始から25年以上、累計34万人超の転職支援実績を持つ「書類対策の専門家」といえるエージェントです。
企業ごとの課題シート作成や5〜8回の模擬面接など、一般的なエージェントよりも踏み込んだサポート体制が整っています。転職回数というハンデを「書類・面接対策の完成度」でカバーするアプローチは、他社にはない強みです。
こんな人におすすめ: 首都圏・IT・エンジニア系の転職を考えている / 書類選考が特に通りにくいと感じている / 面接でうまく伝えられない経験がある
⑤ パソナキャリア|職歴が複雑でも年収アップを狙える
オリコン顧客満足度「転職エージェント部門」4年連続総合1位のパソナキャリアは、ハイクラス転職を強みとしながら、転職回数が多い人へのサポート力でも評価が高いエージェントです。
担当者が企業の採用担当者と深い関係を持ち、求人ポジションや組織構成を熟知しているため、「この会社はなぜ転職が多い人でもOKなのか」「どんな事情なら採用担当に響くか」という内情を教えてもらいながら対策を立てられます。
転職成功者の67.1%が年収アップを実現しているデータも、転職回数が多い人にとって「現状からの脱出+キャリアアップ」を同時に叶えられる可能性を示しています。年収800万円以上の求人が全体の約半数と、ハイクラス志向の人にとっても十分な選択肢があります。
こんな人におすすめ: 転職回数が多くても年収アップを諦めたくない / 30〜40代でハイクラス案件を探したい / 条件交渉を丁寧にサポートしてほしい
ポイント:エージェントを「求人数だけ」で選ぶのは禁物。転職回数多め層への対応力・書類対策力・担当者の質で選ぼう。
エージェントの選び方|転職回数が多い人が重視すべき3つのポイント
エージェントを選ぶとき、「求人数」や「知名度」だけで決めていませんか?転職回数が多い人には、それ以外に重視すべき軸があります。
担当者が職歴のカバーストーリーを一緒に作ってくれるか
転職回数が多い人の職歴は「A社→B社→C社→D社」と複数のステップがあります。それぞれの転職に理由があっても、採用担当者は「なぜこんなに動いたのか?」という疑問を持ちます。この疑問に対して「成長ストーリー」として一本筋を通した説明を準備できるかどうかで、書類・面接の結果が大きく変わります。
良いエージェントは、単に求人を紹介するだけでなく「あなたの職歴を聞いたとき、こう伝えると採用担当者に響きますよ」という具体的なフィードバックをくれます。
担当者の質を確かめる質問
初回面談でこの質問を投げかけてみてください:
「私の転職回数は○回ですが、職務経歴書でどう表現すると採用担当者に伝わりやすいですか?」
この問いに対して「問題ないですよ」とだけ答える担当者は要注意。具体的な書き方・伝え方を一緒に考えてくれる担当者を選びましょう。初回面談で見極めができたら、複数社を比較して相性の良い担当者を選んでください。
非公開求人の質と量
転職回数が多い人が避けるべきは「誰でも応募できる公開求人で激戦に参加すること」です。書類通過率が30%の公開求人に出しても、競争倍率が高いうえに転職回数のハンデが響きやすい。
一方、非公開求人は「特定のスキル・経験を持つ人だけに紹介したい」という企業の求人が多く、応募倍率が低め。さらに企業がエージェントに「○○な事情がある人でもOK」といった条件をオープンにしているケースがあります。
リクルートエージェントの非公開求人約25万件や、dodaの非公開求人は、こうした「一般公開しにくい事情がある」求人を含んでいます。この非公開求人へのアクセス権こそが、エージェント利用の最大のメリットです。
非公開求人が多いエージェントの見分け方
エージェントに「非公開求人の数と質」を確認する方法:
- 「非公開求人の割合を教えてもらえますか」と直接聞く
- 初回面談で紹介される求人の中に「ここには直接応募できないポジション」が含まれているか
- 求人紹介のスピード(登録後すぐに数十件紹介されるのは公開求人中心の可能性大)
リクルートエージェントは公開求人74万件に対して非公開求人25万件と、比率・数量ともに業界トップ水準です。
書類通過率を上げるサポート体制
「エージェントを使えば書類通過率が上がる」と思っているだけでは不十分です。エージェントが「どこまで書類対策に関与してくれるか」を確認してください。
具体的には:
- 職務経歴書の添削(複数回対応してくれるか)
- 転職理由の書き方・言い回しのアドバイス
- 企業ごとに書類内容をカスタマイズしてくれるか
type転職エージェントの書類選考通過率74.3%という数字は、こうした細かなサポートの積み重ねによるものです。単に「添削します」とだけ言うエージェントと、「この企業にはこう伝えると刺さる」という具体的な提案をくれるエージェントでは、結果が大きく変わります。
ポイント:「求人を紹介するだけ」のエージェントより「一緒に書類・面接を作り上げる」エージェントを選ぼう。
職歴の伝え方|不利にならない3つのコツ
どんなに良いエージェントを使っても、最終的に書類・面接を突破するのは自分自身です。転職回数が多い人が絶対に押さえておくべき「職歴の伝え方」を3つのコツに絞ってお伝えします。
コツ①:転職ごとに「成長ストーリー」でつなぐ
「バラバラの職歴」を「一本の成長線」に変える考え方
悪い例:「いろんな会社で働いてきました。それぞれ経験を積みました」
良い例:「営業→マーケ→事業開発と動いてきた理由は、一貫して『顧客起点のビジネスを作る』というテーマを追いかけてきたからです。各社での転職は、そのテーマを深掘りするためのステップでした」
どちらも事実は同じですが、受け取る印象は全く違います。転職ごとに「なぜそこに行ったか」「そこで何を得たか」「次にどうつなげたか」を3点セットで整理してみてください。
ここで体験談を一つご紹介します。
35歳・化学系の技術者が転職5回の経歴を持ちながら書類選考を突破できず悩んでいた事例があります(Yahoo!知恵袋より)。技術面では条件に合致しているにも関わらず、転職回数だけで弾かれ続けた経験です。「年収が極端に低かったり、パワハラを受けたりと正当な理由があるのに評価されない」という理不尽さは、多くの転職回数が多い人に共通する感情です。
この方に必要だったのは「転職の正当性を証明する」ことではなく、「技術の深化という一本の軸で職歴全体をつなぐ」ストーリーを作ることでした。化学系の技術者として「なぜその会社を選び、何を習得し、次にどう活かしたか」を一本線でつなぐことで、「5回の転職経験者」ではなく「5つの現場を経験した技術者」という文脈で評価される可能性が生まれます。
職歴の数は変えられませんが、「語り方」は変えられます。エージェントとこのストーリー作りに時間をかけることが、最も費用対効果の高い転職活動の準備です。
コツ②:ネガティブな理由はポジティブに言い換える
転職理由が「パワハラ」「職場環境が悪かった」「人間関係」の場合、そのまま書くのは逆効果です。採用担当者は「次の職場でも同じことが起きるのでは?」という懸念を持ちます。
ネガティブな退職理由の言い換え例
| 本音 | 面接での伝え方 |
|---|---|
| パワハラで追い詰められた | 「より健全な組織文化の中で力を発揮できる環境を求めました」 |
| 給与が低すぎた | 「スキルと貢献度が正当に評価される環境に移りたいと考えました」 |
| 上司と合わなかった | 「リーダーシップスタイルへの考え方の違いから、次のステップを検討しました」 |
| 仕事が合わなかった | 「自分の強みを最大限活かせる方向性を見つけるため、軌道修正を選びました」 |
| 会社が倒産・リストラ | 「外部環境の変化を受け、早期にキャリアを再構築する判断をしました」 |
「逃げ」ではなく「選択」として語る——これが基本の軸です。
ただし、完全にポジティブに「塗り替える」必要はありません。採用担当者はベテランです。明らかな取り繕いは逆に信頼を損ねます。ネガティブな事情がある場合は「一言触れてから前向きにつなぐ」構成が最も自然に聞こえます。
例:「前職は組織文化の部分で合わないことがあり早期に退職しましたが、その経験から自分がどういう環境で最大限の成果を出せるかが明確になりました。御社の○○という文化はまさにその点で魅力を感じています」
この構成のポイントは「自己認識の深さ」を示せることです。採用担当者は「失敗した人」より「失敗から学んだ人」を求めています。
コツ③:短期離職は「正直 × 簡潔」に説明する
在籍期間が1年未満の短期離職は、面接で必ず掘り下げられます。ここで長々と言い訳をするのは逆効果。「正直に・簡潔に・前向きに」という3点を守ることが重要です。
もう一つ体験談を共有します。
ある転職活動中の方(Yahoo!知恵袋より)が「特に自分がいきたいと思っている会社に断られるとへこむ」と相談していました。転職回数が多い人は応募数が増えるため、必然的に「断られる回数」も増えます。その繰り返しで自己否定感が積み重なっていくパターンは非常に多く見られます。
こういうとき、短期離職の説明を「完璧に作り込もう」とするほど、面接での緊張・不自然さが増します。むしろ「これが起きた・こう感じた・こう学んだ」という3行の事実ベースの説明が、担当者には最も誠実に届きます。
短期離職の説明テンプレート(3行構成)
- 事実:「○○という状況があり、在籍期間は○ヶ月となりました」
- 学び:「その経験から、職場選びで○○を重視するようになりました」
- 現在への接続:「御社を選んだ理由もその観点から○○です」
この3行が言えれば十分です。それ以上は不要です。余計な説明が増えるほど「言い訳している人」という印象が強まります。
ポイント:転職回数の「数」は変えられないが、「語り方」は変えられる。ストーリーを作り、エージェントに磨いてもらおう。
よくある質問(FAQ)
Q. 転職5回でも採用される?
はい、採用されます。リクルートエージェントの調査では、転職4回以上の経験者を「採用したことがある」企業は**63%**です。「気にする」と答えた担当者(35%)を上回る企業が実際に採用しています。
重要なのは「5回の転職に一本の文脈があること」「各転職理由が納得できること」の2点です。エージェントと一緒にこの2点を作り込めば、5回でも十分に勝負できます。
転職5回でも採用される人の共通点
- 各転職に「成長・スキルアップ・環境改善」という軸がある
- 転職理由を「逃げ」ではなく「選択」として語れる
- 直近の職歴が3年以上など「安定性」を証明できるものがある
- 職種・業界に一定の一貫性がある(完全にバラバラでないこと)
- エージェントに正直に相談し、書類・面接を磨き込んでいる
Q. エージェントに正直に話して大丈夫?
むしろ正直に話した方が有利です。
エージェントは企業側に応募者の転職回数を隠すことができません(職務経歴書はそのまま提出されます)。隠そうとしてもバレます。それよりも、事前にエージェント経由で「この方は転職回数は多いですが、○○という理由で一貫したキャリアを歩んでいます」とポジティブな文脈で企業に伝えてもらう方が断然有利です。
エージェントはいわば「あなたの代理人」です。代理人に正直に情報を伝えない依頼人をサポートするのは難しい。転職回数の背景・理由・状況を包み隠さず話すことが、最も良い結果につながります。
Q. 転職回数を隠すとどうなる?
内定取消・入社後の解雇リスクがあります。
職務経歴書や履歴書の転職回数を意図的に少なく書く行為は「経歴詐称」にあたります。入社後に発覚した場合、試用期間中であれば即解雇、試用期間後であっても懲戒解雇の対象となりうるケースがあります。
転職回数を隠すリスク
- 入社時の身元調査・バックグラウンドチェックで発覚(大手企業では実施率が高い)
- 社会保険・年金記録から在籍歴が追えるため、人事部に把握される可能性がある
- 発覚後は「信頼関係の破壊」として懲戒処分の対象になりうる
- 再就職活動でさらに不利になる(経歴詐称の事実が残る)
結論:転職回数は正直に書く。伝え方で勝負する。
「隠したい」という気持ちは理解できます。でも隠すことのリスクは、転職回数が多いことのリスクよりも遥かに大きいです。伝え方・ストーリー作りで勝負する方が、長期的に正しい選択です。
Q. 転職エージェントは何社使えばいい?
2〜3社の併用がおすすめです。
1社だけだと担当者との相性が悪い場合にリカバリーできません。また、各社が保有する非公開求人が異なるため、複数登録することで選択肢が広がります。一方で4社以上になると管理が煩雑になり、各社との面談・書類対策に割く時間が増えすぎます。
おすすめの組み合わせ:
- リクルートエージェント(求人数・書類対策の基盤として必須)
- doda or パソナキャリア(担当者との相性・ハイクラス志向に応じて選択)
まず2社に登録して担当者の質・相性を比較し、合わない方は変更または退会する。このサイクルで自分に合うエージェントを見つけることが、転職活動の成功率を高めます。
Q. 登録してすぐに求人紹介が来ないのはなぜ?
登録直後は担当者がプロフィールを確認し、面談の日程を組む時間が必要です。通常、登録から1〜3営業日で担当者から連絡が来ます。面談(オンライン可)を経て求人紹介が始まるため、急いでいる場合は登録フォームの「希望連絡日時」に早めの日程を入力してください。
まとめ|転職回数が多い人が今日からできること
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転職回数の「多い・少ない」の基準を把握する → 自分の年代と業界で「実際どのくらい不利か」を客観視する
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エージェントを「担当者の質」で選ぶ → 求人数だけでなく、職歴のカバーストーリーを一緒に作ってくれるかが重要
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職歴を「成長ストーリー」として整理する → 転職の数ではなく「なぜ・何を・どうつないできたか」を言語化する
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転職回数は正直に開示し、伝え方で勝負する → 隠すリスクは転職回数が多いことのリスクより遥かに大きい
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2社のエージェントに登録して比較する → まずリクルートエージェントへの登録から始めよう
リクルートエージェントの調査が示すとおり、転職4回以上でも63%の企業が採用した実績を持っています。マイナビの調査では、たとえ採用水準に満たなくても43.7%の企業が最終的に採用に踏み切った理由は「人柄」でした。データは「諦めるな」と言っています。
→ 転職エージェントをもっと詳しく比較したい方は転職エージェント比較記事もあわせてご覧ください。